
して表示されていますが,KZPBA-CB デバイスです。 これらはコンソール
の表示内容にかかわらず,実際には Qlogic ISP1040 デバイスです。
pkc0 と pkd0 について調べてみましょう。
例 4–5 には,2 つの pk*0_soft_term 環境変数,pkc0_soft_term と
pkd0_soft_term が示され,両方とも「on」になっています。
pk*0_soft_term 環境変数は,16 ビット Wide SCSI バスを実装し,動的
終端を使用する QLogic ISP1020 SCSI コントローラを使用しているシステ
ムに適用されます。
QLogic ISP1020 モジュールには 2 つのターミネータがあり,1 つは下位 8
ビット用,もう 1 つは上位 8 ビット用です。 pk*0_soft_term は次の 5
つの値をとります。
• off — 下位 8 ビットと上位 8 ビットをともにオフにします。
• low — 下位 8 ビットをオンにし,上位 8 ビットをオフにします。
• high — 上位 8 ビットをオンにし,下位 8 ビットをオフにします。
• on — 下位 8 ビットと上位 8 ビットをともにオンにします。
• diff — バスをディファレンシャル・モードにします。
KZPBA-CB は Qlogic ISP1040 モジュールであり,その終端設定は内部終端
抵抗 SIP の RM1∼RM8 があるかどうかによって決まります。 この場合,
pk*0_soft_term 環境変数は無意味であり,無視してかまいません。
例 4–6 に,show isp コンソール・コマンドで表示した,AlphaServer 8x00
上の KZPBA-CB に適用されるコンソール環境変数を示します。
例 4–6: AlphaServer 8x00 システムの KZPBA-CB に適用されるコンソール
変数の表示
P00>>>show isp*
isp0_host_id 7
isp0_soft_term on
isp1_host_id 7
isp1_soft_term on
isp2_host_id 7
isp2_soft_term on
isp3_host_id 7
UltraSCSI ハードウェアを使用する TruCluster Server システムの構成 4–19
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