
図 6–2: ファブリック・トポロジ
N_Port
Node 1
Node 2
Transmit
Receive
Transmit
Receive
Transmit
Receive
Transmit
Receive
Transmit
Receive
Transmit
Receive
Transmit
Receive
Transmit
Receive
F_Port
Fabric
Node 3
Node 4
F_Port
F_PortF_Port N_Port
N_Port
N_Port
ZK-1536U-AI
6.1.2.3 アービトレイテッド・ループ・トポロジ
アービトレイテッド・ループ・トポロジでは,フレームは,ノード間のリン
クによってセットアップされたループ上をルーティングされます。 ハブは,
ノードやケーブルが故障したり,ノードの電源が落とされたり,保守のために
ノードが撤去されたりした場合に,ノードを迂回することでループの継続性を
保ちます。 ハブはプロトコルからは見えません。 ハブは Fibre Channel アー
ビトレイテッド・ループのアドレスを使用しないので,Fibre Channel アー
ビトレイテッド・ループのポートではアドレス指定することはできません。
ノードは,ループの制御権を取得する (マスタになる) ために調停 (アービト
レイト) します。 ノードはマスタになると (ビットマスクのビットを設定する
ことにより) 独自の AL_PA (Arbitrated Loop Physical Address) を選択しま
す。 AL_PA は,ループ上でそのノードをアドレス指定するために使用され
ます。 AL_PA は動的で,ループが初期化されたり,ノードが追加・削除さ
れたり,イベントによってループでのメンバシップが変化したりするたびに
変化します。 ノードはデータの送信ができるようになると,自らを識別する
AL_PA を含む Fibre Channel プリミティブ・シグナルを送出します。
アービトレイテッド・ループ・トポロジでは,ノード・ポートは NL ポート
(ノード・ループ・ポート) と呼ばれ,ファブリック・ポートは FL ポート
(ファブリック・ループ・ポート) と呼ばれます。
Fibre Channel ストレージの使用 6–7
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