
ス・バスに接続されます。 両方のコントローラとも,ストレージセット,シ
ングル・ディスク・ユニット,または他のストレージ・デバイスのグルー
プ全体にサービスを提供します。 いずれのコントローラも,もう一方のコ
ントローラに障害が発生した場合に,すべてのユニットへのサービス提
供を続行できます。
______________________ 注意 _____________________
コントローラ間で HSZ ターゲット ID の割り当てを均等化する
と,システム性能を改善できます。 ストレージセットのセット
アップについては,RAID アレイ・コントローラのマニュアル
を参照してください。
図 1–6 の構成には,共用 SCSI バスは 1 つしかありません。 クラスタ単位の
ルート,およびメンバ・ブート・ディスクのミラー化によっても,なおシ
ングル共用 SCSI バスが,システムダウンの原因となる単一の障害ポイン
トとして残ります。
1.5.5 NSPOF クラスタの作成
NSPOF (no-single-point-of-failure) クラスタを作成する場合は,次のよう
にします。
• 2 本の共用 SCSI バスとハードウェア RAID を使って,クラスタ・ファ
イル・システムをミラー化します。
• ストレージ・シェルフを接続している複数の共用 SCSI バスを使って,
LSM でミラー化できるファイル・システムをミラー化し,LSM でミ
ラー化できないファイル・システムは適切に配置します。
ストレージ・シェルフを接続している共用 SCSI バスとハードウェア RAID
または LSM で NSPOF クラスタを作成する場合は,次の手順が必要です。
• 冗長化のために 2 次 Memory Channel インタフェースをインストー
ルします。
• 冗長電源をインストールします。
• 冗長ネットワークをインストールします。
概要 1–17
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