
ほとんどのジャンパ設定は単純ですが,window size ジャンパの J3 に
は説明が必要です。
CCMAA アダプタ (MC1 または MC1.5) をインストールした場合,Memory
Channel 用に 128 MB のアドレス空間が割り当てられます。 CCMAB アダ
プタ (MC2) PCI アダプタをインストールした場合は,J3 ジャンパの設定
によって,Memory Channel 用のメモリ空間として 128 MB または 512
MB を割り当てることができます。
2 つの Memory Channel アダプタを冗長目的のフェイルオーバ・ペアとして
使用する場合,論理レールに割り当てられるアドレス空間は,2 つの物理ア
ダプタのうちの小さい方のウィンドウ・サイズによって決まります。
MC1 フェイルオーバ・ペアから MC2 フェイルオーバ・ペアにローリング・
アップグレードする場合 ( 5.7.2 項参照) は,MC2 モジュールのジャンパを
128 MB または 512 MB に設定できます。 512 MB にジャンパ設定した場
合,増大したアドレス空間は,すべての MC PCI アダプタのアップグレード
が完了して,512 MB が使用可能になるまで利用できません。 1 つのメン
バ・システムで,sysconfig コマンドを使用して Memory Channel カー
ネル・サブシステムを再構成し,512 MB のアドレス空間の使用を開始し
ます。 次のコマンドを入力すると,構成の変更が他のクラスタ・メンバ・
システムに伝えられます。
# /sbin/sysconfig -r rm rm_use_512=1
フェイルオーバ・ペアの詳細については,『クラスタ管理ガイド』を参照
してください。
表 5–2 に,MC2 のジャンパ構成を示します。
表 5–2: MC2 のジャンパ構成
ジャンパ: 説明: 図 :
J1: ハブ・モード 標準: ピン 1-2
123
VH0: ピン 2-3
123
5–4 Memory Channel クラスタ・インターコネクトのセットアップ
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