
– メンバ・システム 1 と 2 は,1 番目の共用 SCSI バスに接続さ
れています。
Tru64 UNIX バージョン 5.1A オペレーティング・システムは,メン
バ・システム 1 にインストールされています。 これは,図 11–1 の
ように内部ディスクにインストールしたり,共用ディスクにインス
トールすることができます。
メンバ・システム 1 は clu_create コマンドでクラスタを作成す
るために使われます。
メンバ・システム 2 は clu_add_member コマンドでクラスタ
に追加されます。
メンバ・システム 1 と 2 の共用ストレージには,クラスタ用のルー
ト (/),/usr,/var ファイル・システムと,メンバ・システム 1 と
2 用のブート・ディスクが入っています (Tru64 UNIX と TruCluster
Server ソフトウェアをインストールする場合,Tru64 UNIX 『イン
ストレーション・ガイド』と TruCluster Server 『クラスタ・イン
ストレーション・ガイド』を参照してください)。
メンバ・システム 1 と 2 に 1 つのボートを割り当てます。
– メンバ・システム 2,3,4,5 は,2 番目の共用 SCSI バス上のスト
レージを共用します。 共用 SCSI バスに接続できるクラスタ・メン
バの最大数は 4 システムです。
このバス上にある共用ストレージには,メンバ・システム 3,4,5
用のメンバ・システム・ブート・ディスクが入っています。
メンバ・システム 1 または 2 を使って,メンバ・システム 3,
4,5 をクラスタに追加します。
メンバ・システム 3 に 1 つのボートを割り当てます。
– メンバ・システム 1,6,7,8 が,3 番目の共用 SCSI バスを構成
します。
このバス上の共用ストレージには,メンバ・システム 6,7,8 用の
メンバ・システム・ブート・ディスクが入っています。
メンバ・システム 1 または 2 を使って,メンバ・システム 6,
7,8 をクラスタに追加します。
11.2.1 項と図 11–2 では,1 番目の共用 SCSI バスにメンバ・システム 1 と 2
のケーブルを接続する方法を説明しています。
11–4 外部終端の共用 SCSI バスを使った 8 メンバ・クラスタの構成方法
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