
7. 各 QBB の AC 回路ブレーカの電源を投入します。 これにより,コン
ソール・シリアル・バス (CSB) および SCM へ電源が供給されます。
OCP キー・スイッチをオンにしないでください。 システムの分割に,
冗長な電源投入シーケンスは必要ありません。
____________________ 注意 ___________________
OCP キー・スイッチが,On または Secure の位置にある
場合,システムにより電源投入シーケンスが実行されてし
まいます。
この場合,電源投入シーケンスが終了したときに,power
off SCM コマンドを使ってシステムの電源を切断し,その後
にシステムを分割してください。
auto_quit_scm SCM 環境変数が設定されている場合 (つまり
1 の場合),電源投入シーケンスの最後に,制御が SRM コン
ソール・ファームウェアに渡されます。 エスケープ・シーケ
ンス (Esc Esc scm) を使って,SCM ファームウェアへ制御を
渡してください。 auto_quit_scm SCM 環境変数が設定され
ていない場合 (つまり 0 の場合),SCM は制御を継続します。
パーティションを指定せずに,マスタ SCM で power off
コマンドを実行した場合,電源がシステム全体で切断され
ます。 パーティションの電源を切断するには,power off
-par n を使用します。 ここでは,n がパーティション番
号となります。
スレーブ SCM は,そのパーティションに対する電源のみ
制御することができます。
8. 電源投入時の自己診断 (POST) が完了し,システムの電源が切断され
たら,マスタ SCM を使って,パーティションを定義するための SCM
環境変数を設定します。
hp_count SCM 環境変数は,ハードウェア・パーティションの数を定義
します。 hp_qbb_maskn SCM 環境変数は,ピット位置によってどの
QBB がパーティション n 部分になるかを定義します。 例 7–1 に,各
パーティションに 2 つの QBB が含まれる,2 つのパーティションの設定
7–12 GS80,GS160,GS320 のハードウェア・パーティションを使用する TruCluster Server 構成
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