
10.4.1.3 TruCluster 構成で使用する UltraSCSI BA356 ストレージ・シェルフの準備
UltraSCSI BA356 ストレージ・シェルフは共用 UltraSCSI バスに接続され,
内部シングルエンド Wide UltraSCSI バス上の UltraSCSI デバイス群へのアク
セスを実現します。 UltraSCSI BA356 にインストールされた DS-BA35X-DA
パーソナリティ・モジュールがバス間のインタフェースになります。
共用 SCSI バスで使用する UltraSCSI BA356 ストレージ・シェルフを準備
するには,次の手順に従います。
1. BA35X-MJ ジャンパ・モジュールがスロット 6 の後ろにインストールさ
れていることを確認します ( 10.3.2.1 項,図 10–7,および図 10–8 を
参照)。
2. UltraSCSI BA356 パーソナリティ・モジュール (DS-BA35X-DA,図
10–3) 上の SCSI バス ID のスイッチを次のように設定します。
• UltraSCSI BA356 に SCSI ID 0∼6 のディスクをインストールす
る場合は,パーソナリティ・モジュールのアドレス・スイッチ
S3-1∼S3-7 を OFF に設定します。
• UltraSCSI BA356 に SCSI ID 8∼14 のディスクをインストールする
場合は,パーソナリティ・モジュールのアドレス・スイッチ S3-1∼
S3-3 を ON に,スイッチ S3-4∼S3-7 を OFF に設定します。
3. UltraSCSI BA356 のディファレンシャル終端を無効にします。 パー
ソナリティ・モジュール (DS-BA35X-DA) のスイッチ・パック 4 のス
イッチ S4-1 および S4-2 が ON になっていることを確認してください
(図 10–3 を参照)。
____________________ 注意 ___________________
S4-3 および S4-4 は,DS-BA35X-DA では使用しません。
4. UltraSCSI BA356 パーソナリティ・モジュールに H8861-AA VHDCI ト
ライリンク・コネクタを取り付けます。
10.4.2 シングル・ストレージ・シェルフのケーブル接続
シングル・ストレージ・シェルフのクラスタは,ディスク容量が少ないため
あまり使われません。 しかし,クラスタを使う主目的が Memory Channel の
API であれば,ディスクは重要ではありません。 TruCluster Server の要件
10–20 非 UltraSCSI デバイスの外部終端または放射状接続を使用する構成
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