
5 ハードウェア・パーティション環境変数が正しいかどうかを確認
します。
6 電源投入シーケンスの最後で SRM コンソール・ファームウェアに制
御が渡されることを示します。 SCM コマンドを実行したい場合,エ
スケープ・シーケンス (Esc Esc scm) を使って,SCM ファームウェ
アに制御を渡します。 電源投入シーケンスの最後で SCM の制御を
続ける場合は,auto_quit_scm SCM 環境変数に 0 を設定します。
7 この 1 次 PCI ドロワにある SCM は,その後,継続する電源投入
シーケンスのマスタ SCM として選択できることを示します。 マス
タ SCM として選択するためには,SCM が OCP に接続され,CSB
ノード ID の数字が最も小さく,scm_csb_master_eligible 環
境変数が設定されている必要があります。
9. 1 台の 1 次 PCI ドロワをマスタ SCM となるように選択します。 必要
であれば,scm_csb_master_eligible 環境変数を設定することに
より,別の 1 次 PCI ドロワをスタンバイ SCM に選択します。 マスタ
SCM およびスタンバイ SCM は OCP に接続する必要があります。 マス
タ SCM は,最も数字の小さいノード ID となるようにしてください。
show csb SCM コマンドから入手したノード ID アドレスを使用しま
す (例 7–4 を参照)。 複数の 1 次 PCI ドロワが使用できる場合,最も
数字の小さいノード ID を持つ 1 次 PCI ドロワの SCM がマスタとし
て選択されます。 他の SCM は,マスタ SCM で障害が発生した場合
にスタンバイ状態となります。
ノード ID スイッチが 0 に設定されている場合,CSB ノード ID は 10 と
なります (例 7–4)。 ノード ID スイッチが 1 に設定されている場合は,
CSB ノード ID が 11 となります。
たとえば,以下のコマンドにより,ノード ID 10 および 11 (スイッチが
0 と 1 に設定) の 1 次 PCI ドロワの SCM はコンソール・シリアル・バス
(CSB) のマスタ (およびスタンバイ) となります。
SCM_E0> set scm_csb_master_eligible 10,11
____________________ 注意 ___________________
マスタ SCM が OCP に接続されていない場合,システムは
ハングします。
7–14 GS80,GS160,GS320 のハードウェア・パーティションを使用する TruCluster Server 構成
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