
に 17.8 cm (7 インチ) の隙間を残しておくこともできますが,その場合に
は,追加のパス・スルー拡張メカニズムを使用しなければなりません。
8.12.1.3 TL881 および TL891 ラックマウントのスケーラビリティ
TL881 および TL891 ミニライブラリのラックマウント・バージョンはス
ケーラブルなテープ・ライブラリ・システムで,性能,容量のいずれかが
最大になるように,あるいはその両者のバランスを取るさまざまな組み合
わせで構成することができます。
どちらのライブラリも DLT IV テープ・カートリッジを使用しますが,
DLT III または DLT IIIxt テープ・カートリッジも使用できます。 表 8–17
に,性能,容量のいずれかが最大になるようにセットアップされた構成の
TL881/TL891 ミニライブラリの容量と性能を示します。
表 8–17: TL881/TL891 ミニライブラリの性能および容量比較
TL881 ミニライブラリ TL891 ミニライブラリ
最大構成
対象:
ベース・ユ
ニット数
ab
データ・ユ
ニット数
c
転送速度
d
記憶容量
e
転送速度
f
記憶容量
g
性能
50
15 MB/秒
(54 GB/時)
1.32 TB
(66 カート
リッジ)
50 MB/秒
(180 GB/
時)
2.31 TB
(66 カート
リッジ)
容量
14
3 MB/秒
(10.8 GB/
時)
1.8 TB
(90 カー
トリッジ)
10 MB/秒
(36 GB/時)
3.15 TB
(90 カート
リッジ)
a
フル 16 カートリッジ・マガジン付きの拡張ユニットを使用。
b
各ベース・ユニットはフル 10 カートリッジ・マガジン 1 個およびテープ・ドライブ 2 個を装備。
c
フル 16 カートリッジ・マガジン付きのデータ・ユニットを使用。
d
ドライブあたり最大 1.5 MB/秒。
e
20 GB/カートリッジ (非圧縮)・ベース。 40 GB/カートリッジ (圧縮) に変更可能。
f
ドライブあたり最大 5 MB/秒。
g
35 GB/カートリッジ (非圧縮)・ベース。 70 GB/カートリッジ (圧縮) に変更可能。
ベース・ユニットとデータ・ユニットの組み合わせを変更することにより,
性能と総容量をユーザのニーズに合わせて調整できます。
8.12.1.4 DLT ミニライブラリの注文番号
表 8–18 に,TL881/TL891 DLT ミニライブラリ・システムの注文番号を示し
ます。 実際に示されているのは,TL881 Fast-Wide ディファレンシャル・
コンポーネントの注文番号です。
8–66 テープ・ドライブを使用する共用 SCSI バスの構成
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