
______________________ 注意 _____________________
最初のゾーニングは,ホスト・バス・アダプタとストレージをス
イッチに接続する前に行う必要がありますが,ゾーニング構成が
終了すれば,変更は動的に行うことができます。
6.5.1 スイッチ・ゾーニングと選択的ストレージ・プレゼンテーション
の比較
HSG80 コントローラのスイッチ・ゾーニングと SSP (選択的ストレージ・プ
レゼンテーション) は,同じような機能を持っています。
スイッチ・ゾーニングでは,相互に通信可能なサーバ,およびストレージ・
コントローラのホスト・ポートを制御します。 SSP は,各々のストレージ・
ユニットにアクセスするサーバを制御します。
スイッチ・ゾーニングは,ストレージ・システム・レベルでのアクセスを
制御します。 一方,SSP はストレージ・ユニット・レベルでのアクセス
を制御します。
以下の構成では,スイッチ・ゾーニング,または SSP が必要です。
• SAN (ストレージ・アレイ・ネットワーク) に,TruCluster Server クラ
スタ以外に別のスタンドアロン・システム (UNIX またはそれ以外) や別
のクラスタが存在している場合。
• 同一の SAN に,Tru64 UNIX と Windows NT や Windows 2000 が混在
している場合 (Windows NT や Windows 2000 は,別のスイッチ・ゾー
ンに入っていなければなりません)。
• SAN 構成で,RA8000,ESA12000,MA6000,MA8000,または
EMA12000 との間に 64 個を越える接続がある場合。
SSP は,ストレージへのアクセスを制御する好ましい方法です (ゾーニン
グは不要です)。
6.5.2 ゾーニングのタイプ
ゾーニングには,ソフトとハードの 2 種類のタイプがあります。
Fibre Channel ストレージの使用 6–21
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