
e. wwidmgr -quickset コマンドを使用して,各システムのブート・
ディスクであるストレージ・ユニットにデバイス情報とポートの
パス情報を設定します。 各システムは,ベース・オペレーティン
グ・システム・ディスクおよびメンバ・システム・ブート・ディス
クからブートしなければなりません。 したがって,この節の構成
例では,クラスタ・メンバ 1 は UDID 131 (メンバ 1 のブート・
ディスク) と 133 (Tru64 UNIX ディスク) のストレージ・ユニッ
トにアクセスできる必要があります。 また,クラスタ・メンバ 2
は UDID 132 (メンバ 2 のブート・ディスク) と 133 (Tru64 UNIX
ディスク) のストレージ・ユニットにアクセスできる必要がありま
す。 クラスタ・メンバ 1 のデバイスとポートのパスを設定するに
は,次のように入力します。
P00>>> wwidmgr -quickset -udid 131
.
.
.
P00>>> wwidmgr -quickset -udid 133
.
.
.
f. コンソールを初期化します。
P00>>> init
g. ストレージ・ユニットとポートのパス情報が設定されていることを
確認してから,コンソールを再度初期化します。 たとえば,クラス
タ・メンバ 1 の場合は次のようになります。
P00>>> wwidmgr -show ev
wwid0 133 1 WWID:01000010:6000-1fe1-0000-0d60-0009-8080-0434-002e
wwid1 131 1 WWID:01000010:6000-1fe1-0000-0d60-0009-8080-0434-002f
wwid2
wwid3
N1 50001fe100000d64
N2 50001fe100000d62
N3 50001fe100000d63
N4 50001fe100000d61
P00>>> init
h. メンバ・システム・ブート・デバイスに bootdef_dev 環境変数を
設定します。 適切なデバイスについて wwidmgr -quickset コマ
ンドを使用し,表示された到達可能性のパスを bootdef_dev に
設定します ( 6.9.6 項)。
i. HSG80 上のデバイスにアクセスするすべてのシステムについて,a
∼ h の手順を繰り返します。
6–96 Fibre Channel ストレージの使用
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